スカイツリー展望回廊に行くべきか、料金や混雑状況が気になる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、スカイツリーの展望デッキと展望回廊の違いから、料金、所要時間、おすすめの訪問時間帯まで、詳しく解説していきます。
さらに、混雑を避けるコツや、お得なチケットの購入方法もご紹介。
当記事を読めば、東京スカイツリーの展望回廊を最大限楽しむためのポイントを余すことなく知ることができますよ!
- 天望デッキと展望回廊の違いと、それぞれのメリット
- 最大400円お得に入場できるチケット購入のコツ
- 待ち時間なく快適に楽しめる、ベストな訪問時間帯
- 冬の澄んだ空気の中で夜景が楽しめる、ベストシーズン
- 高所恐怖症の方でも安心して楽しめる展望デッキの特徴
スカイツリー展望回廊は行くべき?基本情報を解説
天望デッキと展望回廊の違いとは
東京スカイツリーの天望デッキと展望回廊には、大きく分けて2つの違いがあります。
展望台の高さと、体験できる内容の違いです。
まず、天望デッキは地上350メートル、展望回廊は地上450メートルに位置しています。
100メートルの高さの違いがあるため、景色の見え方も少し異なります。
天望デッキは広々とした空間で、大きな窓から東京の街並みを360度見渡すことができます。
カフェやレストランもあり、ゆっくりと景色を楽しめる場所となっています。
一方、展望回廊はチューブ状の通路になっていて、空中散歩しているような独特な体験ができます。
チューブ状の回廊をぐるりと歩きながら、少しずつ高度を上げていく仕組みです。
展望回廊の最上部には「ソラカラポイント」という特別なスポットがあり、地上451.2メートルという日本一高い場所からの眺めを楽しむことができます。
- 天望デッキは広々とした空間でゆっくり滞在可能
- 展望回廊は空中散歩の気分が味わえる
- それぞれ違った魅力があり、両方楽しむのがおすすめ
天望デッキには食事やお土産のスペースがありますが、展望回廊にはそういった施設はありません。
その代わり、展望回廊からは天望デッキとはまた違った角度で東京の景色を楽しむことができるのです。
| 施設名 | 高さ | 特徴 | 施設 |
|---|---|---|---|
| 天望デッキ | 350m | 大きな窓から360度パノラマ | カフェ・レストラン・ショップ |
| 天望回廊 | 450m | チューブ状の回廊を歩く | ソラカラポイント |
展望回廊の料金・チケット購入方法
展望回廊のチケットを購入する際は、必ず天望デッキとセットで購入する必要があります。
展望回廊だけのチケットは販売していないので注意が必要です。
料金は平日と休日で異なり、平日のセット券は大人3,100円、中高生2,350円、小学生1,450円です。
休日は少し料金が上がり、大人3,400円、中高生2,550円、小学生1,550円となっています。
チケットの購入方法は大きく分けて3つあります。
1つ目は、スカイツリーの公式サイトでの予約。
来場30日前から前日の23時59分までWeb予約が可能です。
2つ目は、セブンイレブンでの購入。
店頭のマルチコピー機で、来場30日前から当日の30分前まで購入できます。
3つ目は、スカイツリー4階のチケットカウンターでの当日券購入です。
ただし、混雑時は整理券制になることもあります。
- 展望回廊は天望デッキとセットでの購入が必須
- 土日祝は平日より300円高くなる
- 前売り券の方が当日券より安い
お得に利用したい場合は、前日までの予約がおすすめ。
また、墨田区民割引や各種クレジットカードの優待割引なども用意されているので、使える割引があるか確認してみるといいでしょう。
| 区分 | 大人 | 中高生 | 小学生 |
|---|---|---|---|
| セット券(平日) | 3,100円 | 2,350円 | 1,450円 |
| セット券(休日) | 3,400円 | 2,550円 | 1,550円 |
| 天望デッキ(平日) | 2,100円 | 1,550円 | 950円 |
| 天望デッキ(休日) | 2,300円 | 1,650円 | 1,000円 |
通常の所要時間と滞在時間の目安
スカイツリー展望台の滞在時間は、見学する内容によって大きく変わってきます。
天望デッキだけなら1時間程度、天望回廊まで行く場合は1時間半から2時間が目安です。
- 天望デッキのみ:約1時間
- 天望デッキ+天望回廊:1.5~2時間
- カフェ利用の場合:プラス30分~1時間
天望デッキでは、フロア350・345・340の3つのフロアを楽しむことができます。
各フロアには見どころがあり、写真撮影スポットやカフェ、お土産ショップなどでゆっくり過ごせます。
天望回廊は約30分で一周できるのが特徴。
展望回廊をぐるりと歩きながら、最上階のソラカラポイントまで上っていきます。
土日祝日は混雑するため、エレベーターの待ち時間が発生することも。
平日なら比較的スムーズに移動できますが、休日は30分ほど余裕を持って行動するといいでしょう。
カフェやレストランを利用する場合は、通常の見学時間にプラス30分から1時間ほど追加することをおすすめします。
特に夕暮れ時や夜景を楽しみたい場合は、ゆとりを持った時間設定が大切です。
高所恐怖症の方は注意が必要
高所恐怖症の方にとって、展望回廊は特に注意が必要な場所です。
天望デッキよりも高い場所にあり、チューブ状の通路という特殊な構造のため、より恐怖を感じやすい環境となっています。
- 展望回廊は床が斜めになっている
- 空中を歩いているような浮遊感がある
- 窓が外側に張り出している構造
特に展望回廊の床は少し傾斜がついているため、歩くときにふらつきを感じる方もいます。
また、窓が外側に張り出した設計になっているので、より高さを実感しやすい構造です。
一方、天望デッキは比較的安心して過ごせる場所です。
床が平らで広々としており、カフェやベンチもあるため、落ち着いた雰囲気の中で景色を楽しめます。
高所恐怖症の方は、まずは天望デッキで様子を見てから、展望回廊に行くかどうかを判断するのがおすすめです。
また、混雑時を避けて、ゆっくりと自分のペースで見学できる平日の午前中などを選ぶと、より快適に過ごせるでしょう。
万が一、体調が悪くなった場合は、すぐにスタッフに声をかけることができます。
スタッフが適切な対応をしてくれるので、安心して見学を楽しんでください。
フロア情報と見どころスポット
スカイツリーの展望台には、天望デッキと天望回廊それぞれに特徴的なフロアがあります。
それぞれのフロアで違った楽しみ方ができるので、見どころをご紹介します。
- 天望デッキ:フロア350、345、340の3フロア構成
- 天望回廊:フロア445、450の2フロア構成
- 各フロアに特徴的な施設や見どころあり
まず、天望デッキのフロア350には、「SKYTREE CAFE」があり、景色を眺めながらドリンクやスイーツを楽しめます。
夜には「SKYTREE ROUND THEATER」という映像ショーも開催されています。
フロア345には高級レストラン「Sky Restaurant 634」があり、特別な日のディナーに利用できます。
また、お土産を購入できる「THE SKYTREE SHOP」もこのフロアにあります。
フロア340には人気の「ガラス床」があり、足元に広がる景色を楽しめます。
怖いと感じる方も多いですが、記念撮影スポットとして人気があります。
天望回廊では、フロア445からスロープ状の通路を歩きながら、フロア450の「ソラカラポイント」まで上がっていきます。
ソラカラポイントは地上451.2メートルという日本一高い展望スポットです。
写真撮影は、天望デッキでは大きな窓から街並みを、天望回廊では独特の通路からの眺めを楽しむことができます。
どちらも違った雰囲気の写真が撮れるので、両方訪れることをおすすめします。
予約は必要?当日チケットの買い方
スカイツリー展望台のチケットは、予約なしでも当日購入できますが、事前予約がおすすめです。
予約をすることで、最大400円お得に入場できるからです。
- 公式サイトで予約:来場30日前から前日23:59まで
- セブンイレブンで予約:来場30日前から当日30分前まで
- チケットカウンター:当日でも購入可能
当日チケットを購入する場合は、スカイツリー4階のチケットカウンターで購入できます。
ただし、混雑時は整理券制になることもあるため、時間に余裕を持って訪れましょう。
支払い方法は、現金はもちろん、クレジットカードや電子マネー、QR決済にも対応しています。
また、東武カードやTOBU POINTアプリの提示で割引を受けられる場合もあります。
休日は特に混雑するため、チケットカウンターに並ぶ時間を考えると、事前予約がベストな選択といえるでしょう。
予約すれば並ばずにスムーズに入場でき、料金も安くなるというメリットがあります。
- 平日でも30分程度の待ち時間が発生することも
- 休日は1時間以上待つ可能性あり
- 予約券なら並ばずに入場可能
スカイツリー展望回廊に行く際の5つのポイント
おすすめの訪問時間帯
スカイツリー展望台では、1日のうちでも時間帯によって全く異なる景色を楽しむことができます。
展望台は朝10時から夜22時まで営業しているので、訪れる時間帯によって様々な表情の東京を楽しめます。
- 朝10時:清々しい朝の景色
- 夕方15時〜17時:マジックアワー
- 夜19時以降:夜景スポット
中でも一番おすすめなのは夕方の15時〜17時頃。
この時間帯は「マジックアワー」と呼ばれ、徐々に暮れていく空と、少しずつ灯りがともる街並みを一度に楽しむことができます。
特に日没の1時間半前に到着するのがベスト。
夕焼けに染まる富士山や、オレンジ色に輝く街並み、そして最後には美しい夜景まで、様々な表情の東京を堪能できるでしょう。
朝は観光客が少なめで、澄んだ空気の中でゆっくりと景色を楽しめます。
また、19時以降の夜間は、煌びやかな夜景を楽しむ人が増えてきますが、22時までやっているので、比較的ゆったりと過ごせます。
混雑を避けたい場合は、平日の午前中か夜間がおすすめ。
土日祝日は12時から18時頃が最も混み合うので、この時間帯を避けて訪れると快適に観光を楽しめます。
| 時間帯 | 特徴 | 混雑状況 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 午前(10時〜12時) | 清々しい朝の景色 | 比較的空いている | ★★★★☆ |
| 午後(15時〜17時) | マジックアワー | やや混雑 | ★★★★★ |
| 夜間(19時〜22時) | 夜景を楽しめる | 比較的空いている | ★★★★☆ |
展望回廊のベストシーズン
展望回廊からの景色を最大限楽しむなら、冬のシーズンがベストな選択です。
空気が澄んでいて視界が良好なため、遠くまではっきりと見渡すことができます。
- 冬季:空気が澄んで視界良好
- 春・秋:天気が安定して過ごしやすい
- 夏季:夕立や蒸し暑さに注意
冬は日没が早いため、16時半頃から夜景を楽しむことができるのも魅力的です。
暖かい室内から東京の街並みを眺められるので、寒い季節でも快適に過ごせます。
春と秋は天気が安定していて過ごしやすい季節。
桜や紅葉のシーズンは特に人気があり、季節ならではの景色を楽しめます。
ただし、花見や紅葉シーズンは混雑するので、予約必須です。
夏は蒸し暑さや突然の夕立に注意が必要。
晴れていても湿度が高いと景色がかすんでしまうことも。
ただし、夕暮れ時は涼しい風が吹き、夜景と合わせて心地よい時間を過ごせます。
天候によって見える景色は大きく変わるので、晴れた日を選んで訪れるのがポイント。
特に冬の澄んだ空気の中で見る夜景は、一年で最も美しい景色の一つといえるでしょう。
混雑を避けるコツと裏ワザ
スカイツリーを快適に楽しむためには、混雑を避けるためのちょっとした工夫が大切です。
特に予約方法と訪問時間帯の選び方がポイントになります。
- 平日の午前中に行く
- 前売り券をネットで購入する
- 天望回廊は早めに上がる
最も空いている時間帯は平日の午前10時から12時まで。
開館直後は観光客も少なく、エレベーターの待ち時間もほとんどありません。
反対に、最も混雑するのは土日祝日の12時から18時。
この時間帯は30分以上待つことも珍しくないため、できるだけ避けたほうが無難です。
混雑時でも快適に過ごすための裏ワザがあります。
天望デッキのフロア345は、350階に比べて比較的空いています。
同じように景色が楽しめるので、混んでいるときは階を変えてみるのもおすすめです。
また、公式サイトやセブンイレブンで前売り券を購入すれば、チケットカウンターに並ぶ必要がありません。
事前予約で最大400円お得になるうえ、スムーズに入場できるので一石二鳥です。
天望回廊に行く場合は、デッキで景色を楽しんだ後、すぐに上がることをおすすめします。
回廊は午後から混み始めることが多いので、先に回廊を済ませておけば、その後はゆっくりとデッキで過ごせます。
お得なチケット購入方法
スカイツリーのチケットを少しでもお得に購入したい方に、知っておきたい割引方法をご紹介します。
うまく活用すれば、最大400円以上もお得になります。
- 前売り券:最大400円引き
- エンジョイパック:セット施設がお得に
- 各種カード優待:提示で割引に
一番お得なのは「スカイツリーエンジョイパック」です。
すみだ水族館やプラネタリウム天空とセットになったチケットで、単体で購入するよりもかなりお得になります。
また、東武カードやTOBU POINTアプリの提示で、その場で割引を受けられます。
東京スカイツリー東武カードPASMOを持っている方は、駐車場も2時間無料になるという特典付きです。
墨田区民の方は、区民証明書の提示で特別料金が適用されます。
天望デッキと天望回廊のセット券なら、平日は大人3,100円が2,150円になるという大幅割引を受けられるんです。
ほかにも、ENEOSカード、ベネフィット、リロクラブなどの各種優待サービスでも割引が可能。
複数の割引サービスを持っている場合は、一番お得な方法を選んでみましょう。
事前予約と割引サービスをうまく組み合わせれば、通常料金よりもグッとお得に観光を楽しむことができます。
お出かけ前に、使える割引がないかチェックしてみてください。
カメラマン向け撮影スポット
スカイツリーには写真撮影に最適なスポットがたくさんあります。
天望デッキと天望回廊では、それぞれ異なる角度から東京の街並みを撮影することができます。
- 天望デッキ:広角での撮影に最適
- 天望回廊:独特な構図が撮れる
- 昼と夜で全く違う表情を撮影可能
天望デッキのフロア350は、大きな窓から街並みを撮影できます。
窓枠の間隔が広いため、パノラマ写真の撮影にも適しています。
特に西側からは、富士山と東京タワーを一緒に収めることができる絶好のスポットです。
天望回廊では、チューブ状の通路からユニークな構図で撮影が可能。
窓が外側に張り出しているため、真下の景色も撮影できます。
また、ガラスと光の反射を利用した幻想的な写真も撮れるでしょう。
撮影時間帯は、朝の澄んだ空気の中での撮影か、夕暮れ時のマジックアワーがおすすめ。
特に夕暮れ時は、刻一刻と変化する空の色と街の明かりが織りなす幻想的な風景を収めることができます。
フォトサービスも用意されており、フロア445の展望回廊では宙に浮いているような写真が、フロア340のガラス床エリアではスリリングな写真が撮影できます。
記念撮影には、ぜひ利用してみてください。
スカイツリー展望回廊は行くべきか検証!おすすめの登る時間帯も解説:まとめ
スカイツリー展望回廊に行くべきか迷っている方へ。
展望回廊は天望デッキの100メートル上、地上450メートルに位置する特別な展望スペースです。
チューブ状の通路を歩きながら、空中散歩のような独特な体験を楽しめるのが最大の魅力。
天望デッキとは異なる視点で東京の景色を堪能できます。
ただし、チケットは必ず天望デッキとセットでの購入となり、料金は平日で大人3,100円、休日は3,400円。
時間に余裕がある方なら、ぜひ両方訪れることをおすすめします。
特に冬の澄んだ空気の中での景色は格別です。
おすすめの訪問時間帯は夕方15時〜17時のマジックアワー。
徐々に暮れていく空と、灯りがともる街並みの両方を楽しむことができます。
ただし、高所恐怖症の方は、まずは天望デッキから様子を見ることをお勧めします。


