「日本モンキーパークに猿がいない」と思われがちですが、実は理由があるんです。
2014年4月から遊園地と動物園が完全に分離されたことで、現在は別々の施設として運営されているのです。
約60種800頭もの霊長類が暮らすモンキーセンターと、30種類以上の乗り物がある遊園地のモンキーパーク。
両施設の歴史や特徴、そして運営の変遷について、日本モンキーセンターのスタッフの方々の取り組みをもとにご紹介します。
当記事を読めば、遊園地と動物園それぞれの魅力や、お得な共通券の活用方法まで、家族でたっぷり1日楽しむためのポイントを知ることができますよ!
- 日本モンキーパークに猿がいない理由
- モンキーパークとモンキーセンターの違いと料金システム
- 子連れで遊園地を楽しむためのポイント
- 世界最多の霊長類を飼育するモンキーセンターの見どころ
- お得なチケット情報と割引方法
日本モンキーパークに猿がいない理由とは
遊園地と動物園は別の施設です
日本モンキーパークと日本モンキーセンターは、名前が似ているため混乱してしまう方も多いですね。
実は、この2つの施設は2014年4月から完全に分離されています。
- モンキーパーク:遊園地施設
- モンキーセンター:動物園施設
- 入園料は別々に必要
たとえば、犬山駅から路線バスに乗ると「日本モンキーパーク」というバス停で降りることができます。
このバス停のすぐ近くには2つの施設があり、遊園地の「日本モンキーパーク」と動物園の「日本モンキーセンター」が道路を挟んで向かい合っているのです。
昔は1つの施設として運営されていましたが、現在は完全に分かれています。
遊園地のモンキーパークには猿はいませんが、ジェットコースターやメリーゴーランドなど、30種類以上の乗り物があって子どもたちに大人気なんです。
もし猿に会いたい場合は、モンキーパークではなく、モンキーセンターに行く必要があります。
2つの施設は行き来が可能で、共通入園券も販売されているため、1日で両方楽しむこともできますよ。
結局のところ、日本モンキーパークに猿がいないのは、動物園部分が別の施設として独立したためなのです。
名鉄による経営から公益財団法人へ
日本モンキーセンターは長い歴史の中で、大きな経営の変化を経験してきました。
- 1956年:日本モンキーセンター設立
- 2003年:名鉄から運営分離
- 2014年:公益財団法人に移行
もともとは名古屋鉄道(名鉄)が犬山の観光開発の一環として始めた施設でした。
当時は「犬山自然公園」という名前で、ピクニックランドとして親しまれていたのです。
その後、1960年に「日本モンキーパーク」として本格的にオープン。
遊園地と動物園が一体となった施設として、多くの人々に愛されてきました。
しかし2003年、名鉄のレジャー事業見直しにより、遊園地部分は名鉄インプレスという子会社に移管。
動物園部分は独立して運営されることになりました。
そして2014年、動物園は公益財団法人として新たなスタートを切ります。
現在は世界最多の霊長類を飼育する専門施設として、研究や教育活動にも力を入れているんです。
このように、名鉄から独立したことで、より専門的な運営が可能になったというわけですね。
2014年から入園料が完全分離
入園料の分離は、両施設にとって大きな転換点となりました。
- モンキーパークとセンターは別々の入園料が必要
- 共通券を使えば通常料金より200円お得
- 各施設間の移動は自由に可能
たとえば、モンキーパークの入園料は大人1,300円(平日)。
一方、モンキーセンターは大人1,200円となっています。
両方の施設を楽しみたい場合は、それぞれに入園料を支払う必要があるんです。
ただし、お得な共通入園券も用意されています。
大人なら通常2,500円のところ2,300円で入園できるんです。
子供料金はさらにリーズナブル。
家族で訪れる場合は、共通券がおすすめですよ。
また、入園料は別々でも、一度入園すれば施設間の行き来は自由。
遊園地で遊んだ後に動物園でサルを見学したり、その逆も可能なんです。
このように、料金は分離されても両施設を1日中楽しめる仕組みが整っているというわけですね。
モンキーパークの割引チケット情報
モンキーパークでは、様々な割引チケットを用意しています。
賢く活用して、お得に楽しみましょう。
- WEB予約なら最大3,200円割引
- 年間パスポートは4回以上の来園でお得
- JAF会員や子育て世帯向けの割引あり
特におすすめなのが、アソビュー!でのWEB予約です。
当日券と比べて大人・子どもセット券が最大3,200円もお得になります。
さらにポイント還元もあるんですよ。
名古屋駅から来園する方は、名鉄の「モンキーパークきっぷ」がおすすめ。
電車とバスの往復券に入園券がセットになっていて、通常料金より1,000円以上もお得になります。
そのほか、JAF会員なら「マル得クーポン」がもらえたり、子育て優待カードで割引が受けられたりするんです。
犬山市民限定の特別プランもあるので、居住地域もチェックしてみてください。
何度も来園する予定がある方は、年間パスポートがお得です。
土日祝日利用なら4回以上、平日利用なら5回以上で元が取れる計算になりますよ。
このように、状況に応じて最適な割引を選べば、かなりお得に楽しむことができるんです。
| 種類 | 大人料金 | 小児料金 | 特典内容 |
|---|---|---|---|
| モンキーパークきっぷ | 3,950円 | 3,050円 | 往復乗車券+バス+ワンデーパス |
| 年間パスポート | 16,000円 | 13,000円 | 入園+乗り放題+プール割引 |
| WEB前売り券 | 1,300円 | 900円 | 当日券より200円お得 |
遊園地は何歳から楽しめる?
モンキーパークは、幼い子どもから楽しめる遊園地として人気があります。
- 幼児から小学6年生が最適年齢
- 30種類以上のアトラクション
- 1歳から乗れる乗り物もあり
例えば、「ゴーカート」は1歳から保護者同伴で乗車可能です。
助手席にもハンドルがついているので、小さな子どもでも運転の気分を楽しめるんですよ。
「サーキット2000」は3歳以上の子どもだけで乗れる人気アトラクション。
「ダビンチピンチ」は知育型の遊具で、1歳から6歳までは保護者と一緒に楽しめます。
夏には「水の楽園モンプル」というプールエリアもオープン。
水遊び専用おむつの着用で、小さな子どもも安心して遊べる工夫がされているんです。
中学生になると少し物足りなく感じる子もいますが、小学生以下の子どもたちにとっては、待ち時間も少なく、思う存分遊べる最高の遊園地といえるでしょう。
| アトラクション名 | 対象年齢 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ゴーカート | 1歳~ | 500円 | 保護者同伴で運転体験可能 |
| サーキット2000 | 3歳~ | 300円 | 子供だけで乗車可能 |
| ダビンチピンチ | 1歳~ | 500円 | 知育型アトラクション |
| 水の楽園モンプル | 全年齢 | 900円 | 専用おむつで利用可能 |
話題の巨大ゴリラ像の撤去秘話
かつてモンキーパークのシンボルとして親しまれていた8メートルの巨大ゴリラ像「ジャンゴ」。
2015年に老朽化を理由に撤去されましたが,多くの人の心に思い出として残っています。
- 設置:モンキーパークのシンボルとして活躍
- 特徴:高さ8メートルのロボット式ゴリラ
- 撤去:2015年に老朽化により撤去
「みんなで作るモンパのアルバム」コーナーには、大きな大きなゴリラの写真が今でも展示されているんです。
多くの来園者が「懐かしい!」と足を止めて見入っているそうです。
現在は撤去されてしまいましたが、代わりに岡本太郎氏制作の「若い太陽の塔」が丘の上にそびえ立っています。
展望台からは濃尾平野を一望でき、新たなシンボルとして親しまれているんですよ。
このように、時代とともに姿を変えながらも、モンキーパークは多くの人々の思い出の場所であり続けているのです。
日本モンキーパークの隣にある猿の楽園
世界最多60種800頭の霊長類
日本モンキーセンターは、霊長類の専門施設として世界的に注目されています。
- 約60種800頭の霊長類を飼育展示
- 世界一の種類数を誇る
- 研究・教育機関としても機能
ここでは、アカゲザルやニホンザルなどの身近な種から、珍しいワオキツネザルまで、実に様々な霊長類に出会えるんです。
特に人気なのが、オスのニシゴリラ「タロウ」。
約34年前にドイツから来日し、現在は国内最高齢のオスゴリラとして知られています。
また、キュレーターが4人も常駐している本格的な研究施設でもあります。
京都大学との連携研究も行われ、世界中の研究者が注目する存在なんです。
このように、単なる動物園ではなく、霊長類の研究・保護・教育を担う重要な施設として、世界的な評価を受けているというわけです。
人気のWaoランドとは
「Waoランド」は、人間がワオキツネザルと同じ空間に入って観察できる、日本モンキーセンターの人気スポットです。
- 動物への接触は厳禁
- 写真撮影は可能
- 時間制での入場制限あり
特徴的なのは、檻や柵がないこと。
ワオキツネザルたちが目の前を自由に走り回る姿を間近で見ることができるんです。
実は、このワオキツネザルたち、人間を全く警戒しません。
それどころか、来園者の目の前で出産するほど、人間を信頼しているんだとか。
もちろん、これは来園者がルールを守り、動物との適切な距離を保っているからこそなんです。
園内で一番の人気スポットなので、混雑を避けるため時間制での入場となっています。
シマシマの尻尾を持つワオキツネザルたちの愛らしい姿に、大人も子どもも夢中になってしまいますよ。
このように、Waoランドは動物との距離が近く、より自然な姿を観察できる新しいタイプの展示施設として注目を集めているんです。
冬限定の焚き火サルを見よう
「モンキーバレイ」では、冬季限定で焚き火にあたるヤクシマザルという珍しい光景を見ることができます。
- 開催期間:冬至~2月末
- 場所:モンキーバレイ(4,000㎡の広場)
- 対象:ヤクシマザル約150頭
通常、野生動物は火を怖がるもの。
でも、このヤクシマザルたちはまるで人間のように焚き火を囲んで暖を取るんです。
広い斜面に作られたモンキーバレイでは、サルたちが自由に過ごしています。
やぐらの上で遊んだり、時には小さな喧嘩をしたり。
冬になると、焚き火の周りに集まって、のんびりと体を温めるんです。
飼育員によると、焼き芋を食べる姿も観察できることがあるとか。
人間らしい仕草で食べる様子は、思わず笑顔になってしまうほど愛らしいそうです。
このように、ヤクシマザルの意外な一面を発見できる冬季限定のイベントは、多くの来園者を魅了しているんですよ。
SNSで話題になった投稿とは
2020年10月末、日本モンキーセンターの公式Twitterで投稿された内容が大きな話題を呼びました。
- SNSでの不適切な表現で炎上
- 女性来園者の写真を掲載
- 年齢に関する表現が問題に
問題となったのは、シロガオサキのモップくんを見に来た女性来園者についての投稿。
常連客を「お姉さま」と呼び、若い来園者を「女子」と表現したことで、年齢による差別的な表現だと指摘されたんです。
この件について、伊谷原一所長が公式サイトで謝罪文を掲載。
写真掲載は本人の許可を得ていたものの、添えられた文言が不適切だったことを認め、再発防止を約束しました。
現在は、イベントや研究情報の発信に限定し、より慎重な情報発信を心がけているそうです。
この出来事は、SNS運用の難しさを改めて考えさせられるケースとなりました。
このように、動物園としての専門性を保ちながら、より適切なコミュニケーションを目指す姿勢が評価されているんです。
モンキーセンターの見どころ
モンキーセンターには、ただ動物を見るだけではない、様々な見どころがあります。
- 特徴的な放し飼い展示
- ミュージアムトークで学べる
- オリジナルフードも楽しい
まず注目したいのが、「モンキースクランブル」の空中展示です。
頭上10メートル以上の場所をサルたちが自由に動き回る姿は迫力満点。
テナガザルやクモザルの驚くべき運動能力を間近で観察できます。
また、キュレーターによる「ミュージアムトーク」も見逃せません。
サルの骨の話やバクの生態など、専門家ならではの興味深い解説を無料で聞くことができるんです。
食事処「楽猿」では、シロガオサキの”モップくん”をモチーフにしたカレーなど、ユニークなメニューも提供中。
ドリンクはゴリラサイズからピグミーマーモセットサイズまで、4種類のサイズから選べます。
このように、研究施設としての専門性と、エンターテインメント性を両立させた展示は、子どもから大人まで楽しめる工夫に満ちているんですよ。
サルとの正しい距離感について
霊長類との接し方には、いくつかの重要なルールがあります。
- 動物への接触は絶対禁止
- エサやりは厳禁
- フラッシュ撮影は控えめに
特に注意したいのが、「ペットや家畜とは違う」という点。
日本モンキーセンターの霊長類たちは、本来野生で暮らす動物たちなんです。
例えば、「Waoランド」では同じ空間に入れるからこそ、触れたくなる気持ちを抑えるのが難しいかもしれません。
でも、私たち人間が適切な距離を保つことで、サルたちは安心して自然な行動を見せてくれるんです。
実際、この距離感があるからこそ、ワオキツネザルが目の前で出産するほど、人間を信頼してくれているのだとか。
リスザルたちも、来園者の足元を自由に走り回っています。
このように、お互いを尊重し合える距離感を保つことで、より豊かな観察体験ができるというわけですね。
| エリア名 | 対象動物 | 展示方法 | 注意事項 |
|---|---|---|---|
| Waoランド | ワオキツネザル | 放し飼い | 触れ合い禁止 |
| リスザルの島 | ボリビアリスザル | 水堀で区切り | 近づきすぎない |
| モンキーバレイ | ヤクシマザル | 斜面展示 | エサやり禁止 |
日本モンキーパークに猿いない?2つの施設の楽しみ方を解説!:まとめ
「日本モンキーパークに猿がいない」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、モンキーパークとモンキーセンターは2014年4月から完全に分離された別々の施設なんです。
遊園地施設のモンキーパークには、ジェットコースターやメリーゴーランドなど30種類以上の乗り物があり、特に幼児から小学生までの子どもたちに人気があります。
一方、動物園施設のモンキーセンターには、世界最多となる約60種800頭もの霊長類が暮らしています。
両施設は道路を挟んで向かい合っており、共通入園券を使えば1日で両方楽しむことができます。
子どもたちの遊園地デビューにぴったりのモンキーパークと、研究施設としても注目される専門的なモンキーセンター。
それぞれの特徴を活かした運営で、多くの来園者を魅了し続けているんです。


